ライフキャリア相談Q&A『キャリアコンサルタントは選べるの?』
キャリア相談についてのお問い合わせをいただく中に「キャリアコンサルタントは選べますか?」というご質問があります。今回はそのことについて書いていきます。
「ネウボラ」の場合
現在導入していただいているシステムの中では選べません。多くはありませんが、そういうご要望も頂いておりますので、今後、検討してまいります。
労働組合様に「ネウボラ」のご提案を始めて1年が経ち、初期に導入いただいた労働組合様の中には「2回目を受けたい」という要望も出はじめております。2回目以降の方にはキャリア相談のお申し込み時に「前回と同じキャリアコンサルタント希望/前回と違うキャリアコンサルタント希望/日程優先」のいずれを希望されるかをお尋ねしております。
相談者がキャリアコンサルタントを選びたい理由
キャリア相談を申し込まれる方は、おそらく、自分の抱えている課題を熟知していてアドバイスをしてくれるのは、「〇〇という肩書がある」「○○の経験がある人」と思っているのかもしれません。
確かに相談者が「相談しやすい」と感じるのは、そうした自分の課題に近い経歴を持っている人なのでしょう。
キャリアコンサルタントは日々アップデートしている
基本的にキャリアコンサルタントはさまざまな相談者、相談内容を想定しております。キャリアコンサルタントの国家資格/国家検定試験において扱われるケースは、学生の就活、新入社員のモチベーション低下、女性の育休からの復帰、家庭と仕事の両立、男性の育休、LGBTQ、中堅層のモチベーション、役職定年、定年退職後の再就職など多岐にわたります。資格を取得した後もキャリアコンサルタントには継続学習が課されているため常にキャリアについて学び、情報収集をしております。
キャリアコンサルタントを代えるメリット/デメリット
2回目のキャリア相談を受ける時に、担当のキャリアコンサルタントを前回と同じにするのか、代えるのか迷われる方もいらっしゃると思います。そこで、キャリアコンサルタントを代えるメリット/デメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
相談者の都合のよい日程でキャリア相談を受けられる
担当者を指定しますと、どうしても日程調整の必要がでてきますので、担当者の指定が無い場合よりはお申し込みから日程の確定、実施日までお時間が掛かります。別の視点でのヒントをもらえる可能性がある
前回と違う担当者が、あなたの悩みを解決する新たなヒントをくれるかもしれません。
デメリット
関係構築から始めなければならない
やはり、「はじめまして」と二度目では話しやすさが違うかもしれません。初めて入るお店と二度目三度目に入るお店では緊張感が違うということと同じような感じでしょうか。センシティブな悩みを抱えている場合は、前回と同じ担当者をお勧めします。継続的な支援とならない
キャリアコンサルタントは、自分が担当した相談者の相談内容等を記録しているため同じ担当者であれば継続した支援をすることができますが、担当者が代わる場合は、継続的な支援とならない場合もあります。なお、弊社の「ネウボラ」では、担当者が代わっても継続的な支援ができるように引き継ぎを行っております。
まとめ
メリット/デメリットを考えた上でキャリアコンサルタントを代えるかどうかを決められたら良いと思います。
これまで述べてきましたように、キャリアコンサルタントは日々アップデートをして研鑽を積んでおります。したがって、どのような内容のキャリア相談にも応じる準備はできており目の前の相談者の話に傾聴いたしますので、安心してご来談ください。