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クミダンとクミジョの架け橋に~労働組合の活動に関わる男女の応援団~

男女格差と組合活動

世界経済フォーラムのGlobal Gender Gap Report 2023は、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数を毎年発表しており、そこでの日本の総合スコアの順位は146か国中125位とされています。尚、2022年は156か国中116位だったので、日本の男女格差は改善されていないと考えることができそうです。
労働組合の世界ではどうでしょうか? 連合がジェンダー平等推進計画に取り組んでいて、現在はフェーズ1(※)。目標の達成に向けて現在まさに取り組みが進んでいるところと言えるでしょう。

(※)連合「ジェンダー平等推進計画」フェーズ1

 連合は、2021年6月1日の第85回中央委員会で、従来の男女平等参画推進計画に続く新たな計画を確認しました。今後も労働組合における男女平等参画を進め、そのもとで運動を展開していく中でジェンダー平等社会を実現するという決意のもと、名称を「ジェンダー平等推進計画」に改めました。
 計画期間は2021年10月1日~2030年9月30日の9年間としつつ、2020~2021年度運動方針にもとづく改革の検証時期である2024年9月30日までの3年間を「フェーズ1」、残りの2030年9月30日までの6年間を「フェーズ2」としています。今回確認したのは「フェーズ1」です。
 「運動目標(スローガン)」として「労働組合における男女平等参画」と「職場・社会におけるジェンダー平等の推進」を掲げたうえで、5つの「Change(チェンジ)!達成目標」と4つの「Challenge(チャレンジ)!推進目標」を設定しています。

連合ホームページ

クミダンとクミジョの架け橋になりたい

j.unionは、「働く人の笑顔の懸け橋に」をビジョンに掲げています。

男女格差がある職場が働く人の笑顔につながるとは思えません。男性であろうが女性であろうが自分らしく働くことができる職場であってこそ、働く人の笑顔が輝くはずです。
労働組合は男女の懸け橋になることができるし、今だって全国の労働組合でいろんな挑戦があるはずです。

私たちj.unionはそんな組合活動の応援がしたい!という思いを込めて、「クミダン・クミジョ・パートーナーシップ・プロジェクト(K2P2)」を立ち上げました。

クミダンは労働組合の活動に関わる男性たち、クミジョは労働組合の活動に関わる女性たち。全国のクミダンとクミジョの笑顔の懸け橋になることを目指していくために取り組んでいます。

このnoteで、取り組みについて随時報告していきますのでお楽しみに!


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