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自分の目指すべきキャリアが明確になった ーキャリア相談の効果ー

今回は先の記事で掲載した厚生労働省の令和4年版労働経済白書に、キャリア相談の効果として挙げられている「自分の目指すべきキャリアが明確になった」について書いていきたいと思います。


なぜ目指すキャリアがわからなくなるのか?

「なんで自分のことなのに分からなくなるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、例えば同じ組織の同じ部署でずっと働いていると慣れや新しい刺激が減り、漠然と何を目指せばいいのか、どういうキャリアを積んでいけばいいのかわからなくなることがあるのです。そして、「このままでいいんだろうか?」という焦燥感に苛まれてくることがあります。案外自分のことは見えていない(見えなくなっている)こともあるのでこういうことが起こります。
キャリアの用語で言えば「自己理解」が不十分ということになります。

キャリア相談の中で行うこと

まず、キャリア相談では、これまで仕事をしてきた中で「達成感を感じたこと」「好きだな、得意だなと感じた仕事」などをふり返っていただきます。また、持っている資格や現在学んでいることなどもお尋ねします。これらのふり返りを語っていただく中で相談者自身の「やりがい」「好きなこと(得意なこと)」を再認識していただきます。この相談者の語りの中では感情が動く(※)ことが多くあり、キャリアコンサルタントはそこに着目します。

また、仕事をする上で「大切にしたいこと」「譲れないこと」についても話していただき、キャリアコンサルタントはそれらの情報を相談者と一緒に整理していきます。

これらは、キャリア用語で言うところの「内的キャリア」を確認していく作業となります。「内的キャリア」「外的キャリア」については下記のコラムをご参照ください。


モヤモヤが整理されると先が考えられるようになる

相談者は抱えていた悩みの根源(いわゆるモヤモヤ)が整理されると、自己理解が進み、自分の軸(価値観)というものが明確になっていきます。自分の軸が明確になると「何をしたいのか」「自分の役割とは何か」「何を選択したらいいのか」などが明確になってくるため、「自分の目指すべきキャリアが明確になった」と感じるのでしょう。


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