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「自律的なキャリア」聞き飽きてませんか?

自律的なキャリアというけれど…

ここ数年、「自律的なキャリアを描く」とか「従業員のキャリア自律を促す」というワードを頻繁に目にすることがあり、そういうテーマのコラムが溢れ、セミナーなども数多く開催されています。今、これを読まれている方の中にもそういったコラムを読まれたり、イベントに参加された方も多いかもしれませんね。弊社でもそういうテーマのコラム掲載やイベント開催をしていますが、「自律的なキャリア」…もう、お腹いっぱい…ですよね(苦笑)

そもそも自律的なキャリアって?

平たくひと言で言ってしまうと「自分の人生を主体的に決められるようになること(自己決定)」ではないかと思います。人生の中でもたくさんの時間を費やす仕事人生(ワークキャリア)を「主体的に決められる」ようになるためには、「知識やスキルを身に付けよう、アップデートしよう」ということで「学び直し」(リスキリング、リカレント、アンラーニングなど)の必要性が叫ばれているのです。

例えば、直接業務内容とは関係の無い学びをし、社内でその情報発信をしていたら、学んだことを活かせる部署に異動になることもあるでしょう。
あるいは、組織改革等によって、業務内容がガラッと変わる部署に異動になったとします。その時に、気持ちを切り替えて「社内転職をした」と捉えて、新たな気持ちで前向きに業務に従事し、新たに必要なスキルを学ぶことで、その後に別のキャリアが開けてくることがあります。

後者は一見、「自分で決めたキャリア」ではないように見えますが、異動を前向きに受け入れて新たなスキルを身に付けているということで主体的であると言えるのではないでしょうか。技術職だった人が営業に配置換えになったところ、顧客から「製品の事をよく知っているから頼りになる」と評価されるのはよく聞く話です。こういった、「1つの専門スキル」✕「別のスキル」を持つ人材は付加価値を生み、新たなキャリアを積み重ねていくのでしょう。それが幸福感の獲得につながっていくのではないでしょうか。

自己理解できていますか?

自己理解とは、「これまでの経験を振り返り、客観的に自分を見つめなおしてみること」です。この自己理解ができていないと、岐路で迷い、軸が揺らぎ、自分で決めることが難しくなるでしょう。
つまり、自己理解をするということは、「自分の軸を作ること」、そして、自律的なキャリアを描く上で一番基礎となるものと言えます。

自己理解と言うと、「自分の事は自分が一番わかっている!」と思う人もいると思いますが、自分では気付けていないこともままあるようです。「自分は何をするのか」「なぜするのか」を自分に問うてみてください。また、他者からのフィードバックをもらう(キャリアカウンセリングやメンタリングなど)のも有効だと思います。

「あなたはどんな人ですか?」「あなたの持ち味はなんですか?」

今回は、「組合員のキャリア自律」について、理解を深める一助になればと思い取り上げてみました。

※過去のコラムの転載です。

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