働く×マナビバ

j.union株式会社がさまざまな組合活動の支援を通じて感じたことや学んだことをまとめ…

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j.union株式会社がさまざまな組合活動の支援を通じて感じたことや学んだことをまとめていく「勉強note」です。これからの時代の働くを支える労働組合を通じて、「働く」ということ、「私自身」のことについて問い直していきます。

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一人一人が「働くわたし」を考えるための勉強noteを始めます

はじめまして、j.unionです。 私たちは、働く人々が「働く」ということを自分たち自身の手で、よいものにしていくための活動、すなわち、労働組合活動の支援を専門にしているおそらく日本で唯一の会社です。 初回投稿は、j.unionってどんな会社?についての自己紹介と、 私たちがこのnote「働く×マナビバ」で何を発信し、みなさんとどのような交流をしていきたいか、お伝えさせてください。 「『働く人』のために働く人」のために働く  ―j.unionとは 私たちj.unionは

    • オンラインキャリア面談サービス<ネウボラ>事業PR動画を作成しました

      2022年より運営を開始しました労働組合向けオンラインキャリア面談サービス「ネウボラ」は、4月から3年目に突入しました。これまで以上に多くの労働組合に利用してもらうべく、事業PR動画を作成してみました。 ネウボラを利用してキャリア面談に臨む人が、実際にどんな悩みを抱え、面談でどんなことを口にするのか。そして面談を終えた後、どのような体験だったと意味づけたのか。面談やアンケートの内容から象徴的な言葉を拾い上げ、まだサービスに触れていない方々へのメッセージとして編集しました。

      • エッ! 箒や丸太で税金を支払った歴史

        このコラムは、元連合副会長・元JCM議長(現顧問)・元電機連合委員長(現名誉顧問)である鈴木勝利顧問が、今の労働組合、組合役員、組合員に対して本当に伝えたいことを書き綴るものです。 年の瀬を間近にした2023年10月末、政治の世界では岸田政権の「減税」の政策をめぐって多くの議論が重ねられた。減税の真意が国民の生活改善を目的にしたものであるにしろ、選挙目当ての人気取り政策であったにしろ、税金を納めている国民から見れば、自分たちの生活が無視されている政治の世界における茶番にしか

        • 【No.12】被評価者セミナー(被考課者訓練)は、個別労使交渉・協議力(発言力)と職場の自主管理力を醸成している

          j.union社の“WEBメディア―勉強note「働く×マナビバ」”開設にあたり、これから趣を新たにして、私の遺書として上梓した西尾力(2023)『「我々は」から「私は」の時代へ―個別的労使関係での分権的組合活動が生み出す新たな労使関係』日本評論社の内容紹介を兼ねて、シリーズにて「個別的労使関係での分権的組合活動の理論と手法」を綴っていきます。 ※前回の記事はこちらから A労働組合の関東甲信越地域をエリアとする分会(組合員:約4,500人、2021年5月末日現在)において、

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          労働組合こそが真実を観る眼を育む―メディアに中立や公正は無理か?―

          このコラムは、元連合副会長・元JCM議長(現顧問)・元電機連合委員長(現名誉顧問)である鈴木勝利顧問が、今の労働組合、組合役員、組合員に対して本当に伝えたいことを書き綴るものです。 人間にとって、誰からも強制されることなく、自分で考え自分で決めるということが極めて重要だということは論を待たないが、「自分で考え、自分で決めた」と思えるというのはどういうことなのかである。 自分では自分自身で決めたと思っても意外に他人からの影響を受けていることに気がつかない。考えてみれば、算数

          労働組合こそが真実を観る眼を育む―メディアに中立や公正は無理か?―

          【インタビューVOL.04】組合の新しい可能性を探る/ゲスト:武庫川女子大学教授 本田 一成 氏

          労働組合に関わるさまざまな人(労働組合役員やOG・OBなど)に「労働組合の新しい可能性」についてお話を伺うインタビューシリーズです。 今回は、 武庫川女子大学教授 本田 一成 氏にインタビューさせていただきました。スーパーやチェーンストア業界の労働問題を主軸に、労働組合の女性「クミジョ」問題の研究と活動で注目を集めている本田氏。 組合で活躍する女性たちの調査を続けている本田氏だからこそ見える組合の可能性や組合への期待を提言いただきました。 ―労働組合を研究対象としたきっか

          【インタビューVOL.04】組合の新しい可能性を探る/ゲスト:武庫川女子大学教授 本田 一成 氏

          学ばない大人?! 労働組合の出番です

          「昔のヒーロー」 「昔のヒーロー」と呼ばれる人がいることをご存じでしょうか。 これは、最近読んだ本の冒頭に書かれていた話です。  「昔はトップセールスとして活躍していたけれど、今は鳴かず飛ばずの営業担当者」(*)のことを指すのだそうです。  なぜ、そう呼ばれる人がいるのかというと、昔は通用したセールス手法が今は通用しなくなったにもかかわらず、知識やスキルをアップデートしていない(つまり学んでいない)から起きるのだとか。  似たような話は営業に限らず、あらゆる職種で起きている

          学ばない大人?! 労働組合の出番です

          【インタビューVOL.03】原点は人づくり~組織づくりは若手リーダー育成から~/ゲスト:コープこうべユニオン 岡田 香織 氏

          労働組合に関わるさまざまな人(労働組合役員やOG・OBなど)に「労働組合の新しい可能性」についてお話を伺うインタビューシリーズです。 三回目となる今回は、コープこうべユニオン 執行副委員長 岡田 香織 氏にインタビューさせていただきました。 コープこうべユニオンは、人が人らしく生きられる地域社会の実現のための事業・活動を支えるために人財育成に力を入れています。岡田氏は、パートタイマーの組合専従というキャリアをお持ちの女性リーダーです。今回はそんな岡田氏の組合活動への思い、

          【インタビューVOL.03】原点は人づくり~組織づくりは若手リーダー育成から~/ゲスト:コープこうべユニオン 岡田 香織 氏

          副業・兼業について(3)

          これまで下記をお伝えしてきました。 (1)では副業・兼業の現在の状況と効果について (2)では副業・兼業の方向性について 今回は、弊社と提携しているキャリアコンサルタントの方(回答者5名)の状況をお伝えします。 属性について 年代や勤務先業種などの属性は下記の通りです。 副業・兼業を始めた動機 表からも分かる通り、「活躍の場を広げたい」との思いで副業・兼業を始められています。次いで「スキルアップをしたい」となっており、専門職であることから、みなさん向上心があり、自分の

          副業・兼業について(3)

          副業・兼業について(2)

          前回は副業・兼業の現在の状況と効果について概要をお伝えしました。 今回は副業・兼業の方向性についてお伝えします。 副業・兼業の促進の方向性 厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、人生 100 年時代を迎え、若いうちから、自らの希望する働き方を選べる環境を作っていく必要性と社会全体としてもオープンイノベーションや起業の手段として有効性があるとするものの「副業・兼業は、労働者と企業それぞれにメリットと留意すべき点がある」としています。 労働者のメリットと

          副業・兼業について(2)

          副業・兼業について(1)

          厚生労働省は、平成30年1月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成し、その後令和2年9月と令和4年7月に改定しています。 働く人の現状 働く人の副業・兼業の状況を上記のガイドラインでは、「副業・兼業を希望する者は年々増加傾向にある」とし、副業・兼業を行う理由を挙げています。 収入を増やしたい、1つの仕事だけでは生活できない 自分が活躍できる場を広げる、様々な分野の人とつながりができる 時間のゆとりがある 現在の仕事で必要な能力を活用・向上させる など。

          副業・兼業について(1)

          【No.11】労働生産性を高めるためにも、個別労使交渉・協議力(発言力)と職場の自主管理力の発揮・強化を図っていく必要がある

          j.union社の“WEBメディア―勉強note「働く×マナビバ」”開設にあたり、これから趣を新たにして、私の遺書として上梓した西尾力(2023)『「我々は」から「私は」の時代へ―個別的労使関係での分権的組合活動が生み出す新たな労使関係』日本評論社の内容紹介を兼ねて、シリーズにて「個別的労使関係での分権的組合活動の理論と手法」を綴っていきます。 ※前回の記事はこちらから 先月号(No.9)で紹介したように、A労働組合の組合役員および管理職アンケートによって被評価者セミナー(

          【No.11】労働生産性を高めるためにも、個別労使交渉・協議力(発言力)と職場の自主管理力の発揮・強化を図っていく必要がある

          自己啓発を行うきっかけになった -キャリア相談の効果-

          今回は先の記事で掲載した厚生労働省の令和4年版労働経済白書に、キャリア相談の効果として挙げられている「自己啓発を行うきっかけになった」ということについて書いていきたいと思います。 なぜ自己啓発を行う気になったのか 前回のコラムで触れたように、キャリア相談では自己理解を促します。 キャリア相談で目の前のキャリアコンサルタントに興味関心を語っているうちに、それらを学びたい欲が出てくるのかもしれません。また、自己理解が深まり、自分の目指すべきキャリアの方向性が明確になることに

          自己啓発を行うきっかけになった -キャリア相談の効果-

          自分の目指すべきキャリアが明確になった ーキャリア相談の効果ー

          今回は先の記事で掲載した厚生労働省の令和4年版労働経済白書に、キャリア相談の効果として挙げられている「自分の目指すべきキャリアが明確になった」について書いていきたいと思います。 なぜ目指すキャリアがわからなくなるのか? 「なんで自分のことなのに分からなくなるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、例えば同じ組織の同じ部署でずっと働いていると慣れや新しい刺激が減り、漠然と何を目指せばいいのか、どういうキャリアを積んでいけばいいのかわからなくなることがあるのです。

          自分の目指すべきキャリアが明確になった ーキャリア相談の効果ー

          上司・部下との意思疎通が円滑になった ーキャリア相談の効果ー

          今回は先の記事で掲載した厚生労働省の令和4年版労働経済白書に、キャリア相談の効果として挙げられている「上司・部下との意思疎通が円滑になった」ということについて書いていきたいと思います。 キャリア相談で語られること 弊社が提供しているキャリア相談の「相談したい内容」で多いのは下記の通りです。 上記の「相談したい内容」を掘り下げて、よくよくお話を聴いてみますと、悩んでいる、あるいはモヤモヤしている原因の一つとして浮かび上がってくるのが「職場でのコミュニケーション不足」です。

          上司・部下との意思疎通が円滑になった ーキャリア相談の効果ー

          来春闘への課題・平均賃上げ(率・額)の矛盾を克服できるか

          このコラムは、元連合副会長・元JCM議長(現顧問)・元電機連合委員長(現名誉顧問)である鈴木勝利顧問が、今の労働組合、組合役員、組合員に対して本当に伝えたいことを書き綴るものです。 春闘は基本的に、経営者が関心を持つ総原資をめぐる交渉か、組合員一人一人の賃金水準を重視するのかを問う性格を持っている。 それはどういうことなのか。 春闘が始まった当初から「賃上げ」の表示は平均の引き上げ率、あるいは引き上げ額が当たり前であったし、それは今も変わっていない。 平均の引き上げ額(率

          来春闘への課題・平均賃上げ(率・額)の矛盾を克服できるか