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「VISION2030」をつくった話

この度、j.union株式会社では理念・ミッションの実現に向けて、2030年の未来を改めて想像し、私たちのありたい姿(VISION2030)を新たに定めました!策定したビジョンはこちらです!


なぜ今VISION2030が必要なのか?

2020年以降、デジタルテクノロジーの発展やコロナの流行、労働組合組織率の低下(厚生労働省2022年「労働組合基礎調査」の結果では16.5%の組織率と過去最低を更新)、働き方・暮らし方・価値観の多様化など、会社としても、個人としても環境の変化を感じる機会が多々ありました。

社員へ行った「当社はどんな環境におかれているか」のインタビューでも

「DXの波に乗れるか乗れないかの瀬戸際。チャンスでもあり危機でもある」「労働組合の組織率が低下している中で、組合の活動領域自体の転換期でもある​」「今までの価値感ではない新たな価値観に対応していくことが問われている」「j.unionとしての強みをどこに置くのか、考えなければならないときにきている」

という声があり、こういった環境変化の中で、j.unionがどう進んでいくべきか。組織として同じ方向を向いていないと変わる環境に対応できないのではないかと考え、VISION2030策定プロジェクトが始動しました。

策定プロジェクトのメンバーは、現在の役員ではなく、2030年にまさしくj.unionを引っ張っていかなけばならない社員を中心に構成しており、そのメンバーが「全員がワクワクするもう少し遠い将来の夢あるビジョンを新たに掲げよう!」とVISION2030を策定していきました。

どうやってVISION2030を策定したのか?

まず、策定していく上でメンバーが大切したのは、
これから「2030年」に向けて、社員一人一人の「想い」がビジョンに込められていること。
インタビューを社員全員に実施し、一人一人の価値観に触れ、2030年に個人はもちろん会社がどうなっていてほしいのか、いろいろな角度から社員の想いをヒアリングしていきました。
社員からは、

「お客様の一番の味方になる」「お悩み解決のその先を見据えたい」「『やらなきゃ』を減らし『やりたい』を増やしたい」「みんなが面白いと思える状態をつくっていたい​」

との声があり、インタビューをして改めて、強い想いを持つ社員がこんなにいるのか、こんなにも仕事について真剣に想っている社員がいるのは、とても素敵なことだと気づかされました。

策定のために実施したワークショップでは、会社の強み、弱みとは、お客様である労働組合の強み、弱みとは何なのか、社員の意見一つ一つを付箋に貼り付け、2030年に向けて組合を支えていく会社としての強みをどう活かし、前へ進んでいくことができるのか、社員の声を取りこぼさないように時間をかけて話し合っていきました。


働く人の笑顔の懸け橋に

ワークショップやMTを通じて、社員の声と声を結び付け、集約していき、約半年をかけて、1つのビジョン、そして、このビジョンを実現するための3つの価値観と7つの行動指針(バリュー・ポリシー)にまとめました!

Vision(ビジョン)
働く人の笑顔の懸け橋に

Value(バリュー)
人をまんなかに
働く人の喜びを創造し続ける
枠にとらわれない

Policy(ポリシー)
仲間を大切にし、本音で話し合おう
相手の目線に立ち、違いを認め合おう
誠実でいよう

お客様の思いをカタチにしよう
働く自分を好きになろう

変化を恐れず、まずはやってみよう
自らを変革し、磨き続けよう


j.unionは、働く人の笑顔をつくるために橋を懸ける存在でありたい。
橋の懸け方は、メンバーの個性やお客様によってさまざまですが、​あくまでも橋を渡るのは働く人であり、労働組合の方々というイメージをもって「働く人の笑顔の懸け橋に」にしました。
これからは、組合という組織だけではなく、その先にいる働く人にも寄り添い、働くすべての人を応援していきたいと考えています。

変化が激しく、いろいろなものが同時に変わっていく社会の中で、「働く人の笑顔の懸け橋」となる会社として、社員全員で前へ進んでいきたいです!