【No.6】労働力取引には、個別的労使関係での発言と合意、人事考課=査定を対等にしていく場が必要
j.union社の“WEBメディア―勉強note「働く×マナビバ」”開設にあたり、これから趣を新たにして、私の遺書として上梓した西尾力(2023)『「我々は」から「私は」の時代へ―個別的労使関係での分権的組合活動が生み出す新たな労使関係』日本評論社の内容紹介を兼ねて、シリーズにて「個別的労使関係での分権的組合活動の理論と手法」を綴っていきます。
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何といっても、数ある先行研究の中で、個別的労使関係での分権的組合活動にまで肉薄したのは石田(2003)で