労働組合こそが真実を観る眼を育む―メディアに中立や公正は無理か?―
このコラムは、元連合副会長・元JCM議長(現顧問)・元電機連合委員長(現名誉顧問)である鈴木勝利顧問が、今の労働組合、組合役員、組合員に対して本当に伝えたいことを書き綴るものです。
人間にとって、誰からも強制されることなく、自分で考え自分で決めるということが極めて重要だということは論を待たないが、「自分で考え、自分で決めた」と思えるというのはどういうことなのかである。
自分では自分自身で決めたと思っても意外に他人からの影響を受けていることに気がつかない。考えてみれば、算数